18:32 2013/07/13

プロ井戸屋さんに頼んでボーリング井戸堀り

玉石層で2ケ月挑戦するが、素人では無理と判断
準備を含め16.5mの掘削が1日半で終わる、 掘った時間は4時間、毎分700リッターの能力井戸が完成(2013.6.5)
掘削用エアーコンプレッサー、デンマーク製で空冷6気筒ジーゼルエンジン、隣りの空き地に置かしてもらう。
掘削機械用電源とケーシング溶接に使う電源など電源装置。奥にケーシングと掘削用ロットが見える。19:00 2013/06/06
鋼鉄製150ミリケーシングパイプ。1本2.75m、上段中央は集水用で先端にはビットによる打ち込みリングが衝撃に耐える鋼材で加工されてる。
最下部の2.75m集水用ケーシング
掘削用ビット、先端がエアーで上下に振動し小さな穴から圧縮空気が噴き出て掘り屑を地上に押し上げる、油圧で回転と押し込みを行う、先端のビットが80万円で小布施の松川扇状地では5本も使えないと言っていた。
太くなったリング状の場所でケーシングを押し込んで行く
最下部の集水ケーシングをボーリング機械にセットする。効率アップで4トンユニッククレーンを使う。
10時セット準備が完了
家ギリギリにボーリングマシンをセットしたので作業には細心の注意を払う。
トラックの荷台にはケーシングパイプと掘削用ロットがある、道路を横断してるのはエアーホースと電源ケーブル。 この後溶接用ケーブルも横断する。
1本目を打ち込み中、エーアによるバイプレーターと油圧で地中に押し込んで行く。 粘土層でバイプレーター打ち込み振動が地面を伝わる、予想より大きく近隣の家に迷惑を掛けるので挨拶に回る。
1本目打ち込み完了、150ミリ鋼管ケーシングと内部は掘削用ビット、噴き出た粘土が玉状になってる。 瓦も焼ける粘土質としては最高の粘土が約7mは続く。自作井戸で経験済み。
掘削ビット回転用と押し込み用掘削機械の心臓部、太い影はエアハンマー掘削用エアーホース。
ケーシングの接合部は溶接で芯から溶かして完全に溶接する溶接技術が必要、振動で折れると機械の取出しも不可能になる。
2.75m毎にこの作業が続く。
8mに水が有る筈だが噴き出さず、粘土が濡れた状態で上がって来る、そろそろ帯水層に入るか、
4本目10m辺りから水が出だす、濁った水が13気圧の圧搾空気で威勢良く噴き出す。
上には回転用モーターと減速機が見える。
4本目の半分から水が出だして、5本目を入れ更に水量が増える、 写真は6本目のケーシングの打ち込み中、砂利層で水の濁りも少なくなった、口に含んでも鉄分などは感じられず良い水。 井戸屋さんの長年の勘で6本16.5mで打ち込みを止める。
打ち込み終わってから圧搾空気で地下水を汲み上げて穴の掃除中
14時ビットを2.7m引き上げての汲み上げ、掘削機のようすが良くわかる
1時間経過して濁りが殆んど無くなって砂も出なくなる、毎分700リッター位らしい、
逆光で撮る、700リッターの威力、これだけ出しても砂は上がらず
15時砂出しと井戸の洗浄は終わり、豊富な良い水の井戸が掘れて一安心、井戸屋さんにポンプと配管材料を依頼する。
地面より16.5mの打ち込みもプロの腕に掛かれば4時間で終わる、
狭い場所での大型機械による掘削は準備の方が時間が掛かる。

材料を買い自分で水中ポンと配管工事をする