宅配藁縛り機の制作
古い畳揚げ機を改造して藁縛り機を作る

買って来た畳揚げ機、畳6枚を3階まで上げる事が出来る
ウインチ部分の不要な部品はすべて外す
2段目の梯子も外して1段目だけに
ウインチ部分の拡大写真、長年の油など除去する
移動しやすいようにキャスターを付ける、掃除して奇麗になった本体
2輪を付けてキャスターは完成。奥に見えるのは使用中の1号機。
ワイヤドラムを中央に移動してワイヤーリード滑車を付ける
この後15kg束を絞めるワイヤーの長さを算出しワイヤーをカットする
藁束をセットし易いように枠を付ける
枠の根元は強度を持たせる為に特別加工

滑車取り付け台も前と後ろの切り込み深さが違えて傾斜が出るようにする。

ピッタリ合わせる技術は宮大工並み、左右作るのに1日がかり。
枠の上には軽くするため木材で手すり

ワイヤーで締め付けた15kg藁束この後紐で縛る

ワイヤーリード用滑車、緩めた時にワイヤーが滑車から外れないように工夫。(かぎ型の部品)
これが無いと緩めた時にワイヤーが台の外に出てしまい手で押さえる必要がある。
梯子の長さを作業台に合わせ切る、長さを求めるにも実際に藁を縛って見て求める
切った台に作業をし易いよう高さを求めて足を取り付ける。
取り付けは同じ幅のアングルを使い万力で締めて固定し8ミリドリルで穴開け。
空けた穴にボルトナットで締め付け固定、ボルトナット止めは後で形状など変えられる利点がある
足の完成地面から48センチの高さに、カット切り口部分は蓋をする
作業台の完成、梯子を1本取り間隔を広くして中に入れるように工夫
ワイヤーを引いたり戻したりするコントロールボタンの改造。

コントロール基盤とボタンの電線ケーブルが長いので作業台に合わせて短くカット、手元スイッチを開け電線をカット

短くした線を色に合わせ半田付け
作業台に操作しやすい位置に固定
完成した藁縛り機
我ながらうまく改造できた
作業時に藁縛り機が動くのでキャスターロック用にクサビをつくる
作業時には両輪にクサビを挟み固定
2003年製造なのでモーターのカーボンブラシを確認する、稼働時間が短かったのか長さは充分。
動作と強度の試験に2号機を暫く使って様子をみる