エンジン交換
2008/12/04- 高速走中に松本IC過ぎでエンジンから異音、塩尻ICで降りてディーラーに駆け込み診断、エンジンブローでエンジンが使えなくなった。置いて電車で帰る。
右が今までの磨かれたエンジン、左部品取り車から外した錆びだらけのエンジン
後日長野までキャリヤカーで移動してエンジン分解、クランクシャフトの3番とメタルが磨耗してるのとコンロッドが不良になってた。
クランクシャフトとコンロッドをワンオフで作り、エンジン再生をすると80万以上掛かると言われ同じルーチェ1800SVAを探す事になった。
旧車仲間にも呼びかけ必死で探す、幸い旧車仲間が千葉県の業者さんに有るとの情報、しかもその業者さんがレストアに手を付けたようだ、仲間の人に電話番号を教わり直接交渉、車体丸ごとの条件で何とか譲ってもらう事が出来た。長野までの移送費含みでエンジン再生の1/4、これで40年近く乗り続けたルーチェが生き返る。
エンジンが無くなったルーチェのエンジンルーム
外されたエンジン、オイルパンを外す爲縦置き。
エンジンの下、クランクシャフトとオイルポンプが
斜め横から
クランクシャフトと3番のコンロット、磨り減って傷が付いてる
3番のコンロッドメタル、焼き付く寸前だったらしい。傷がはっきり見える。
千葉県の自動車屋さんでの2年前の写真、綺麗に見えるが??
長野に着いた車はレストアが始まっていた。
私のより2000台前の製造エンジンは、後で気が付くが何か変?物足りない、
車体から外されたエンジン、無事動いてくれ。
エンジンルーム、可哀想だが再びエンジンが入る事は無いだろう。
エンジンにはクーラーのコンプレッサが付いてた、しかし使わないので外す。
錆びだらけのエンジンを見て不安がよぎる、果たして息を吹き返すか?
以前のエンジンの付属品を使い組み上がったエンジン。
いよいよエンジンが移植される。
静かに降ろされて行くエンジン、新しい車体に拒否反応を起こさず上手く馴染んでくれと祈る。
製造番号は12437と有る、私のは14687で私のより2250台前の製造、エンジンのヘットカバーの模様が違ってる。
走行距離は61206kmでブレーキディスクや内装の状態から実走行とみれる。 私のは174560kmで約113354km少ない走行。エンジンに期待。
12月27日に自宅に戻ってエイトと並ぶ。23日間の入院で大病でも早く直った。マツダに感謝。
エンジンはこの様にアルミ独特の錆が酷く出てる。早速綺麗にする為磨き始める。
吸気管の下が気になり外して磨く。
ヘットカバー上の部品を外して磨いたがこの位で良しとする。
2000台新しいとエンジン模様も形が良い。時期を見て見慣れた物に交換するか?
大騒動も一段落、正月を自宅で過すルーチェ。この先元気にと祈り手作りの注連縄。
2009年3月に500km走行でウォーターポンプから水漏れ、用意してあったリペアー部品を使い修理。技術料23000円。