自作突き井戸転落石の取出し

井戸穴に落ちた石の取り出しに挑戦する、石は4m下で穴の途中で止まってる

井戸の再掘削へ

井戸枠の中で40ミリ鉄管の回りの穴直径約25センチ下に行くほど細くなる
地中の粘土から落ちた石が横から見るとこんな感じで途中にある
石の下に道具を入れ持ち上げる方法しかない
上から見るとこんな状態で僅かな隙間しか空いていない、物干し竿が入る25ミリくらいの隙間。
上から挟む道具では不可能で、石を下から持ち上げるしか取り出す方法が無い
隙間に入り石の下で開きU字型になる道具を作り試すが横から落ちてしまい失敗
次に3方に開く道具を考案、上の写真の状態から輪ゴムを外すとこのように開き石を受ける、しかし右の金具が長すぎて穴の粘土に食い込んで失敗。
物干しざおに取り付けて板金具を半分に切って短くし、石の下で3方から支えるようにする
輪ゴムが外れ開いた状態の金具
上手く石の下で開き引き揚げ開始、しかし後1mの所で瓦の欠片が粘土より出て来て、この形で食い込んで引き上げが出来なくなる。
下に落ちないように竿をロープで固定して粘土に食い込んだ瓦を外す道具を作る、写真のように鉄筋を曲げて瓦の下に入れ動くようにする、動く事を確認してそのままに固定。
先日買った練炭バサミが役立つ、先ず動くようになった瓦を落とさないように力を入れ挟んで引き上げに成功
次に粘土に食い込んだ石を鉄筋の工具で下から引き上げ動くようにして落ちないように固定、練炭バサミで石の取り出しに成功する
取り出した石と瓦の破片。
思い付いた工具は穴の中でこんな状態で石を持ち上げる、
綺麗に洗った石と瓦、地下3m下にあった事から、この地積の地名が寺村とあるので戦国時代の遺物かもしれない、 池を作った時には須恵器などの土器も出てきた。